テアトロ・レアルの「ポッペアの戴冠」
そーいや、ジャルくんとツェンチッチがマドリードの「ポッペアの戴冠」に出てる頃だよな~と思って昨夜youtubeを探したら、あったあった。 すぐに記事にあげようと思ったけど、おもしろがって見ていたら眠くなっちまったんで今日になりました。
見てみます?
http://www.youtube.com/watch?v=e-3Sn14rFVg&feature=related
ジャルくんの衣装がおもしろいです。
モンテヴェルディの「ポッペアの戴冠」は、ローマ皇帝ネローネ(もちろん皇后がいる)とオットーネ将軍の妻ポッペアが不倫して、反対する邪魔者を排除してめでたく(?)結婚するという史実に基づいているとはいえ、とんでもない物語です。 かわいそうに、皇后のオッターヴィアは追放ですよ。(これは史実では処刑されたらしいのでもっとひどいわ) いちおうこれは人間のせいではなく、神様の力の強さの証明なんだよというプロローグがついてます。 人間なんて神様が見方したほうが勝ち(この場合ポッペア)だし、愛の力はどんな道理もひっくり返すとね。
指揮 : ウィリアム・クリスティ
演奏 : レザールフロリサン
演出 : ピエル・ルイジ・ピッツィ
豪華キャストでしょう。 先のyoutubeビデオでは、ジャルくんがダニエル嬢にとって食われそうに見えて笑えてしまいました。 彼女はやけにカンロクがついてて、口もでかいしアクが強いので、線の細いジャルくんが哀れ。 ネローネはソプラノ・カストラートの役なので、ジャルくんがもっとも適しているんだろうな。 女声で歌われることが多いけど、カストラートの役はやっぱり男性で観たいと思います。 写真はこちらでどうぞ。 ツェンチッチはいちおう武将の役ですが、写真(12枚目)を見ると相変わらず女形っぽい…ってこれ女装してるところでした。 失礼!
キャストはほぼこれと変わらずに、5月30日にはパリのサレ・プレイエルでコンサート形式の上演があるそうです。 衣装がなかなかすてきなので、DVD出ないかな?
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コメント
あ、ここにもピッツィの名前が…。
それにしてもおもしろそうな舞台ですね~。ジャルスキーの妖しい姿、好みです(笑)。
投稿: allodora777 | 2010年5月21日 (金) 22時25分
allodoraさん
ピッツイは巨匠ですからね。 舞台全体はわからないんですけど、衣装の雰囲気とかとても美麗です。
クリスティが演出家を選ぶセンスがいいのでしょうかね?
ジャルくん妖しいですよね。 ダニエル嬢がいなかったら退廃的すぎるヴィジュアルかも。
投稿: galahad | 2010年5月21日 (金) 23時00分
出演者が豪華なうえ、華麗な衣装に負けない姿の人ばかりで写真が素敵ですね。(一部迫力ありすぎか・・・)
このオペラは終幕の二重唱「ああ、そしてじっとあなたを見つめよう」が大好きです。コヴァルスキーとジョーンズがサントリーホールで歌うのを聞いて、ヘロヘロの酔っ払いみたいになりました。
ジャルスキー、お願いだから来日公演で歌って~と祈ってます。
投稿: ペーターのファンです。 | 2010年5月23日 (日) 10時20分
ペーターのファンです。さん
写真、ステキでしょう? とくにジャルくんのお衣装が。
ダニエル嬢も写真で見るとなかなか妖艶でよろしいです。
>終幕の二重唱
ジャルくんが歌ってくれるのはいいんですが、二重唱だと
お相手が要りますよ? だれでも良いとはいかないですもの。( ´艸`)プププ
投稿: galahad | 2010年5月23日 (日) 22時04分
はじめまして、盛りだくさんの内容の素敵なブログですね。現在北欧に在住の音楽ファンですが、この舞台を見にスペインまで遠征してまいりました。ジャル&チッチのCT対決を楽しみにしていたのですが、メゾのボニタティブスの才能と迫力に圧倒されたのがもうひとつの収穫でした。終盤のネローネとポッペアの二重唱「Pur ti miro, pur ti godo」は、なんだかあっさり終わってしまい残念でした。ジャルスキーがヌリア・リアル嬢(ディスクでこの曲を共演)あたりを連れて来日公演をしてくれれば絶妙の二重唱が聴けることでしょう。
ピッツィの演出は、別の意味で「妖しさ満点」で心拍数が上がりました(詳細は拙ブログの文章と画像をご覧いただければ幸いです)。
史実では略奪愛を実らせてめでたく結婚したものの、キレやすいネロが妊娠中のポッペアを足蹴にして彼女は流産=>死亡、という悲惨(脱力?)な後日談があるとききましたが、愛って儚いものなんですね。
投稿: bonnjour | 2010年5月29日 (土) 00時10分
bonjourさん
はじめまして! コメントありがとうございます。 ドイツオペラだ古楽だ歌舞伎だと
カオスなブログになっちゃってますが、みなさんにはお好きなところを読んでいただいているみたいです。
「ポッペア」実際の舞台をごらんになられたとのこと、うらやまし~です。
ボニタティブスやアベーテ、ものすごい布陣だと思います。
昔映画「クォ・ヴァディス」(1951年)に描かれていた皇帝ネロは、人間に対しては非常にキレやすく
残虐でしたが、(へたくそなのに)音楽と詩を愛する繊細な人でした。
ジャルくんもそんなかんじだったのでしょうか。
>ヌリア・リアル嬢
そうそう、二重唱のお相手はやはり彼女がいいですよね!
投稿: galahad | 2010年5月29日 (土) 10時05分
galahadさま、拙ブログにお越しくださりありがとうございました。
ジャルスキー君はインタビューで「暴君であると同時に詩人で夢想家だったネロの二面性を表現したい」といってましたが、一生懸命に怖い顔をしてもなぜかいい人ぽさが出て(笑)後者の側面が強くでていたと思います。
さて、この公演は5月18日に地元スペインのラジオ局でライブ放送されたのですが、ドイツ在住のロシア人の知人がネットラジオで録音してMP3ファイルにしたものをファイル共有サイトに置いてくれました。ダウンロードしてお楽しみください。
当方の名前のところにファイル共有サイトへのリンクを張りました。
表示がロシア語だった場合は、画面右上の"English"をクリックすると英語表示に切り替わります。
10秒間待って"download"をクリックするとファイルがダウンロードできます。データ量は約202MBです。1幕目と2&3幕目の間には、ジャルスキー君(スペイン語)とダニエル嬢(英語)のインタビューも入っています。
この記事にコメントされている他の方も、よろしければどうぞー。
投稿: bonnjour | 2010年5月30日 (日) 06時31分
bonnjourさん
ごめんなさい!
↑のコメント、今まで反映されていませんでした。
せっかく紹介してくださったのに…。 ショックすぎて倒れそうになりました。 ヨロヨロ~
ジャルくんの暴君…、暴君…? 妄想力の限界を感じます。
愛情表現過剰なお友達にたじたじとしている姿のほうがお似合いかな~。
もともとがとても優しい人みたいなので、怖い顔?って思っちゃいますよね。
投稿: galahad | 2010年6月11日 (金) 15時50分